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GKC: GILBERT KEITH CHESTERTON ギルバート キース チェスタトン(1874-1936) イギリスのジャーナリスト、作家、思想家。日本ではブラウン神父探偵譚の作者として有名。
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「就活」と「隷従への道」

「資本主義体制の契約社会では、雇用する側もされる側も、それぞれが不安な危機に直面した。雇用する側はストライキを恐れ、雇用される労働者は失業を恐れる。
そこで、労働者は雇用主のために働き、雇用主は労働者の生活をまるごと支える、ということで両者の合意が成立する。こうしてうわべの平穏と安心が得られる。
これは、雇われる労働者にとっては最終的な合意であり、もはや首切りやストライキの恐れはなくなる。
この和解はまことにけっこうな社会改革のようだが、しかし隷属的和解である。実質的に、古代の奴隷制度が復活することになる。雇用される者が、自由な契約ではなく、固定した身分にともなう労働に縛られるからである。」 byGK チェスタトンILN記事より私訳

各種社会保険制度、「新卒一括採用」、「終身雇用」、「年功賃金」、「福利厚生」その他日本独特の雇用慣行は(半)奴隷制の一環かと思われます。
露骨に労働を強制する条文がないとはいえ、それは純法律的な側面でしかなくて、実際には、多くの勤労者が、法体系と社会システムによって生活費を得るための余儀なき労働を強いられています。そして、生涯の大事については、自分の意志で決断されることなく社会政策の型にはめられて、その身分は法律と慣習によって護られています。
労働の対価として「賃金」や「報酬」が支払われるのではなく、生活費として「給与」や「手当」を支給される事実がその実質を象徴しています。
また、臆面もなく「親方日の丸」とか「寄らば大樹の陰」「長いものに巻かれろ」などと謂われたのはそのservile spiritの表れでした。
そのような(半)奴隷労働とservile spiritによってこの国の性格が決まっています。


ー 何か不自然な破局がわれわれを脅かすのではない。奴隷化の進行はあまりにも自然だから、気づかぬうちにそこに引き込まれるー by GKC ILN記事より私訳

ハイエクはこのことに着想を得て「THE ROAD TO SERFDOM」を著したといわれます。


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テーマ : それでいいのか日本国民 - ジャンル : 政治・経済

タグ : チェスタトン 隷従への道 社会保険 終身雇用 年功賃金 親方日の丸 寄らば大樹 長いものに巻かれろ ハイエク


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